分かち合い「回復への一体感が」

アディクション・セミナー in YOKOHAMAの資料集(に掲載した「B2Bを体験した人たちの分かち合い」、四人目は2019年の資料集から強迫的ギャンブラーのUさんです。

私はギャンブルの問題があり某施設でプログラムにつながり回復へ導かれたギャンブリング障害者です(GAでは強迫的ギャンブラーといいますが)。

ギャンブルで人生の問題を解決しようとしていた人間なので、「淡々、コツコツ、丁寧」ということが大嫌いでした。

好きな言葉は「一気に、ドカッと、大逆転」。そんな人間がB2Bに出会ったのです。

当時は日本語版が出版されたばかりで試行錯誤しながらセッション1に参加しました。

「米国で1940年代に実際に行われていたビギナー向けミーティングで参加者の回復率は70%を超える・・・」こ、これはやってみたい!と思ったのがきっかけで。

まあ、ミーハーというか、新しい物好きなんですな。

特に「参加者全員でプログラムに取り組み、全員で一緒に回復する」というコンセプトが大変気に入りました。だって、かっこいいでしょ。

なんせ以前の生き方は、「俺だけこっそりとうまい汁を吸う」というものでしたから・・・。

さて、その内容はというと・・・

スライドを見ながらステップが進み、要所要所全員で「YES!」の大合唱(詳しくはご参加ください)参加者の熱気が会場を包み込み回復への一体感が感じられますゾ。

12ステッププログラムで躓きがちな「棚卸し」もペアを組んでその場で取り組めたり、埋め合わせの方法をほかの人と一緒に考えたり、祈りと黙想の実践について学んだり・・・と

まさに「ビギナーに12ステップの全体を実践で体験してもらう」ための非常にシンプルなビギナーズ・ミーティングです。

もちろん「淡々、コツコツ、丁寧」を身に着ける工夫もテキストにはされておりますので(ウフ♡)

求めよ、さればB2B!

U(強迫的ギャンブラー)

2020-06-06