分かち合い「ハードルが高かったステップ4に簡単に」
アディクション・セミナー in YOKOHAMAの資料集(に掲載した「B2Bを体験した人たちの分かち合い」、五人目は2019年の資料集からアルコホーリクのアキオさんです。
B2Bからいろいろな気づきを頂きましたので、その事について、思いつくままに書いてみたいと思います。
まず、AAの初期(1940~50年代)には、4回×1時間(1ヶ月)のビギナーズ・ミーティングで12ステップすべてに取り組んでいて、回復率が50~75%と高かったこと。ニューカマーはAAのビギナーズ・ミーティングで12ステップすべてを終えるまで、「通常」のミーティングへの参加が許されなかったこと。AAのメンバーになると、すぐに12ステップに取り組んでいったこと(ドクター・ボブは3~5日間の入院中に12ステップに取り組ませ、何千人もの人たちが回復していったのは驚きでした)。これらにより、私がこれまで抱いていた12ステップのイメージが大きく変わりました。私は、まずはミーティングに通って、12ステップには後でゆっくり取り組めばいいと思っていたのですが、そうではなく、できるだけ早く取り組んだ方がよいという考えに変わりました。また、いろいろな棚卸表がありますが、正しい表も間違った表もなく、どれを使ってもよいこと。ドクター・ボブは、初めはシンプルなバージョンのステップに取り組むべきだという考えから「資産と負債をチェックリスト」を使っていたこと。さらに驚いたのは、棚卸表を書くのは本人ではなく、スポンサー役の人が書くということです。これにより、ハードルが高かったステップ4に簡単に取り組むことができました。ありがとうございました。
アキオ(AAメンバー)
最近のコメント